2014/4/30

チェコ・スロバキア

チェコ景況感の改善続く 4月は11年3月に並ぶ水準

この記事の要約

チェコ統計局(CSU)が24日発表した4月の景況感指数(2005年=100、季節調整済み)は92.6となり、前月の92.4から0.2ポイント上昇。11年3月の水準まで回復した。企業景況感は前月をわずかに下回ったものの、消 […]

チェコ統計局(CSU)が24日発表した4月の景況感指数(2005年=100、季節調整済み)は92.6となり、前月の92.4から0.2ポイント上昇。11年3月の水準まで回復した。企業景況感は前月をわずかに下回ったものの、消費者景況感が1.7ポイント上昇し、全体が押し上げられた格好だ。同国の景況感は13年第2四半期から上向き傾向が続いており、景気の回復がうかがわれる。

企業景況指数は91.5で、0.1ポイント低下した。サービス業が1.4ポイント減の89.4に落ち込み、足かせとなった。製造業は0.3ポイント増の96.2、建設業は5.1ポイント増の62.7、流通業は1.9ポイント増の95.6だった。

消費者景況感は98.4で、08年5月以来の高水準を記録した。