2014/5/7

チェコ・スロバキア

スパーのチェコ事業、赤字続く

この記事の要約

オランダ小売り大手スパーのチェコ事業で苦戦が続いている。13年通期の売上高は前期比3%減の4億9,400万ユーロに後退。12年、13年の累積赤字は4,000万ユーロ超に上った。オーストリアのAPA通信が4月30日報じた。 […]

オランダ小売り大手スパーのチェコ事業で苦戦が続いている。13年通期の売上高は前期比3%減の4億9,400万ユーロに後退。12年、13年の累積赤字は4,000万ユーロ超に上った。オーストリアのAPA通信が4月30日報じた。

スパーは1996年にチェコに進出。同社として事業規模で第4の国外市場に成長したが、市場競争が激化するなかで業績が悪化していた。

チェコ事業の苦戦を受け、同国からの撤退を決定。チェコで約280店舗を展開するオランダの同業アホールドと3月に売却契約済みで、競争当局の承認が下り次第、スーパーマーケット「スパー」と「インタースパー」合わせて50店舗と約4,700人の従業員を引き渡す。売却価格は1億9,200万ユーロ。

スパーは中東欧ではチェコのほか、ハンガリー、ポーランド、スロベニア、クロアチア、ウクライナ、またロシアでも事業展開する。

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