2014/6/4

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スロベニアGDP、1-3月期は1.5%増

この記事の要約

スロベニア統計局(SURS)が5月30日に発表した同国の2014年1-3月期の国内総生産(GDP、速報値、季節調整済み)は、前年同期に比べて1.5%拡大した。プラス成長となったのは13年10-12月期に続いて2期連続。同 […]

スロベニア統計局(SURS)が5月30日に発表した同国の2014年1-3月期の国内総生産(GDP、速報値、季節調整済み)は、前年同期に比べて1.5%拡大した。プラス成長となったのは13年10-12月期に続いて2期連続。同国では11年7-9月期以来2年以上、マイナスが続いていた。

電機・自動車を中心に輸出が4.7%伸びて全体をけん引した。輸入は2.3%増で、前期に比べると伸びがやや鈍った。

一方で内需は前期の3%増から0.2%減に落ち込んだ。総固定資本形成が前期を0.2%下回ったことが主因だ。

個人消費は前年同期比で0.6%増となり、2011年7-9月期以来初のプラスを記録した。政府支出は2%縮小した。

欧州連合(EU)の欧州委員会は先月、スロベニア経済が今0.8%、来年1.4%成長するとの予測を発表した。国際通貨機関(IMF)は4月に今年0.3%、来年0.9%とする見通しを示している。