2014/6/4

バルト三国

S&P、ラトビアを格上げ

この記事の要約

米信用格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は30日、ラトビアの長期信用格付けを「BBBプラス」から1段階引き上げ、「Aマイナス)」にしたと発表した。同国の力強い経済成長と、財政健全化が予測を上回る […]

米信用格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は30日、ラトビアの長期信用格付けを「BBBプラス」から1段階引き上げ、「Aマイナス)」にしたと発表した。同国の力強い経済成長と、財政健全化が予測を上回るスピードで進んでいることを評価した。格付け見通しは「安定的」とした。

S&Pは格上げの理由として、◇同国の13年GDP成長率は4.1%と欧州連合(EU)加盟国内で最も高い伸びとなった◇14年に3.7%、15~17年にも平均4.3%と安定成長が見込まれる◇政府の財政引き締め策によって対外債務が縮小している――を挙げた。同国で10月に総選挙が行われることについては、新政権が前政権の政策から大きく方向転換するとは考えにくく、同国経済に影響を及ぼすことはないとの考えを示した。

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