2014/6/11

ポーランド

鉄道車両大手ペサ、ポーランド国鉄に長距離列車納入へ

この記事の要約

ポーランドの鉄道車両メーカー、ペサ・ビドゴシチはこのほど、ポーランド国鉄(PKP)の長距離部門であるPKPインターシティに長距離列車「ダート(Dart)」20編成を納入する契約を締結した。契約金額は13億ズロチ(3億1, […]

ポーランドの鉄道車両メーカー、ペサ・ビドゴシチはこのほど、ポーランド国鉄(PKP)の長距離部門であるPKPインターシティに長距離列車「ダート(Dart)」20編成を納入する契約を締結した。契約金額は13億ズロチ(3億1,350万ユーロ)で、2015年末までに納車を完了する。

ダートは、イェレニャ・グラ~ヴロツワフ~ウッジ~ワルシャワ~ビャウィストク/ルブリンと、ビャウィストク/ルブリン~ワルシャワ~コルシュキ~チェンストホヴァ~カトヴィツェ~ビエルスコ・ビャワを結ぶ2つの路線に投入する。1編成あたりの座席数は352席で、うち60席は1等車となる。ダートは部品およびサブアセンブリの70%がポーランド国内で生産され、約350社の関連企業への波及効果が期待されている。

ペサは4月、国立研究開発センターからダートのプロトタイプ開発のため730万ズロチの補助金の交付を受けることが決まった。

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