ブルガリアの国営発電会社NEKはこのほど、2カ所の水力発電所の近代化プロジェクトに関連し、コンサルタント業務の入札手続きを開始した。発注規模は約30万ユーロとなる見通し。近代化工事の費用は3,200万ユーロ。
近代化工事が行われるのはベルメケン・セストリモ・チャイラ揚水発電所とヴァチャ第1水力発電所。コンサルタント業務には必要書類の準備、契約書作成、プロジェクト監視などが含まれる。契約期間は約50カ月となる見通しだ。来月16日まで応札を受け付ける。
工事費用のうち70%は、欧州復興開発銀行(EBRD)が管理するコズロドゥイ原発停止支援基金から助成を受ける。残りはNEKが自己資金でまかなう。