独自動車部品メーカーのムベアがチェコ・プロスチェヨフ工場の拡張に10億コルナ超（3,600万ユーロ）を投じる。また、開発事業部門を立ち上げる。チェコ子会社のミロスラフ・ミクラ取締役が明らかにした。
ムベアは1998年にプロスチェヨフ工場が稼動した。現在の従業員数は932人で、サスペンション・コイルスプリング及びスタビライザー・バーを生産する。投資残高は31億コルナ（1億1,300万ユーロ）に上る。
今回のプロジェクトが完了すると、雇用数が500人増え、ムベアグループの工場として世界最大となる。また、開発部門を立ち上げ、50人を雇用する。
拡張に当たり、ムベアは9日、プロスチェヨフ工業団地の用地取得で市当局と契約を結んだ。面積は7.3ヘクタール。
同工業団地では東レや物流のホピなどが拠点を置き、約2,000人が働いている。（1CZK＝5.00JPY）
