独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8日、今年通期の生産・販売台数がともに100万台を超え、通年として過去最高を記録する見通しを発表した。モデル戦略が奏功し、新たな顧客を増やしている。最大市場である中国では11月末の時点ですでに、過去の年間販売記録を超えた。
11月末までの出荷台数は95万5,300台となり、1-11月期で過去最高となった2012年の記録を1万6,100台上回った。また、2013年通期の販売台数(92万800台)も超えた。
中国では11月末までに25万500台を売り上げ、過去の通年販売記録の25万600台を上回るのは確実だ。夏に発売した新型オクタビアがけん引し、11月単月の販売台数は前年同月から46.9%の伸びを示した。
西欧、ロシアを含む東欧、中欧の各市場ではいずれもシェアを伸ばした。