2015/1/21

ハンガリー

家電小売ユーロニクス、新店舗開設を計画

この記事の要約

ハンガリーの家電小売大手ユーロニクス・ヴェレスケは先ごろ、2015年に新たに20店舗を出店し、事業力を強化すると発表した。同社営業部門のファイチ氏によると現在の店舗数は自社保有が67、フランチャイズが14で、それぞれ10 […]

ハンガリーの家電小売大手ユーロニクス・ヴェレスケは先ごろ、2015年に新たに20店舗を出店し、事業力を強化すると発表した。同社営業部門のファイチ氏によると現在の店舗数は自社保有が67、フランチャイズが14で、それぞれ10店舗ずつ増やす。加えて売上の5%に相当する1億4,000万フォリント(44万ユーロ)をITシステムに投じ、支店間のネットワークやウェブショップを拡充する計画だ。

同社は3年前から購買力が高い町村地域を中心に通常よりも広い1,500~1,600平方メートルの売り場面積を持つメガストアを開設しており、総売り場面積は過去5年間で1万1,000平方メートルから2万9,000平方メートルに拡大した。

ファイチ氏はまた、昨年12月にハンガリー国会で可決された大規模小売店の日曜・祝日営業禁止法について、町村地域に所在する25の店舗は現在も日曜は営業していないため影響はなく、むしろ日曜に大都市に出かけていた顧客が地元で購入しようとするケースが増えると述べた。

同社の販売額はハンガリーの家電小売市場の23%以上を占め、14年1-10月期の売上は前年同期比で21%増の約500億フォリント(1億5,600万ユーロ)だった。(1HUF=0.42JPY)