仏自動車部品メーカーのル・ベリエは20日、ハンガリー西部アイカ工場の生産能力を拡充すると発表した。2,500万ユーロを投じて生産設備を増設し、アルミ製の安全関連部品を生産する。ハンガリー外務貿易省のラースロー・サボー副大臣によると、ル・ベリエは同日に政府と戦略的提携契約を結んだ。
同社はブレーキシステムを中心にキャストアルミニウム部品を製造し、世界のアルミブレーキ市場で40%のシェアを握る。世界5カ国7カ所に拠点があり、従業員数は約2,700人。2013年の売上高は2億3,600万ユーロだった。東欧ではハンガリーにアイカ工場と中部のソルノク工場のほか、セルビアに生産拠点を持つ。