2015/2/11

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ1月のインフレ率が縮小、1年半ぶりの低水準

この記事の要約

トルコ統計機構(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み、速報値)は市場予想の6.8%を上回る前年同月比7.24%となったものの、13年5月以来の低い水準にとどまった。12月のCPIは前年比8. […]

トルコ統計機構(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み、速報値)は市場予想の6.8%を上回る前年同月比7.24%となったものの、13年5月以来の低い水準にとどまった。12月のCPIは前年比8.17%だった。

品目別では食料品及び非アルコール飲料の価格が前年比で10.97%、衣料・靴は9.14%上昇した。一方輸送費は原油価格の低迷を受け0.99%下落した。  

前月比では昨年12月に比べ1.10%の上昇となり、市場予想の0.7%を上回った。12月は0.44%の下落だった。

1月の生産者価格指数(PPI)は前年同月比3.28%で、昨年12月の6.36%から上昇ペースは減速して13年5月以来の低い値となった。

前月比では0.33%と3カ月ぶりに上昇した。市場予想は0.5%の下落だった。