2015/3/18

自動車

日本政府、トビリシのHVバス整備事業に資金拠出

この記事の要約

日本政府はグルジアの首都トビリシ市に、政府開発援助(ODA)のノン・プロジェクト無償資金協力の枠組みに基づいて5億円の支援を行う。同市に日本の次世代バスを導入し、公共交通サービスのエコ化を促すのが狙い。貝谷俊男駐グルジア […]

日本政府はグルジアの首都トビリシ市に、政府開発援助(ODA)のノン・プロジェクト無償資金協力の枠組みに基づいて5億円の支援を行う。同市に日本の次世代バスを導入し、公共交通サービスのエコ化を促すのが狙い。貝谷俊男駐グルジア大使と同国のハドゥリ財務大臣が10日、当該資金協力に関する書簡を交換した。

トビリシ市はこの資金を活用して、次世代ハイブリッド(HV)バス数台と小型の電動(EV)バス2台を導入。低公害を目的とする「グリーン輸送」に対する市民の意識を高める。

日本は1997年から2014年まで、同国の複数地域での開発向けに総額42億円の支援を行った。これらの支援分野には環境保護や医療、農業などが含まれる。