2015/3/25

自動車

VWスロバキア、14年は減収増益

この記事の要約

フォルクスワーゲン(VW)・スロバキアが17日発表した14年の決算報告によると、売上高は前年比5%減の61億7,000万ユーロで、税引き前利益は11%増の1億9,600万ユーロだった。年間生産台数は前年比8%減となる約3 […]

フォルクスワーゲン(VW)・スロバキアが17日発表した14年の決算報告によると、売上高は前年比5%減の61億7,000万ユーロで、税引き前利益は11%増の1億9,600万ユーロだった。年間生産台数は前年比8%減となる約39万4,000台。販売先については、生産された車両の3分の1がドイツ、17%が中国、11%が米国に輸出された他、自動車部品のおよそ42%はスロバキア国内のサプライヤーに供給された。また従業員数は500人増えて9,900人となった。

同社のブラチスラバ工場では昨年、大型SUV「トゥアレグ」や、ポルシェ「カイエン」のボディーの生産を開始した。今後はディーゼルエンジン搭載プラグインハイブリッド(PHV)モデルのアウディ「Q7 e-tron」の他、VW傘下の高級ブランド、ベントレーの最新SUVのボディー生産が開始される予定だ。