2015/5/6

自動車

独フエスト、ブルガリア物流拠点を拡張

この記事の要約

独オートメーション機器大手フエストがブルガリアの物流拠点を拡張した。同国投資庁がこのほど明らかにしたもので、1,600万レフ(約800万ユーロ)を投じて倉庫と物流施設の規模を2倍に拡大し、生産量の増大に対応する。 フエス […]

独オートメーション機器大手フエストがブルガリアの物流拠点を拡張した。同国投資庁がこのほど明らかにしたもので、1,600万レフ(約800万ユーロ)を投じて倉庫と物流施設の規模を2倍に拡大し、生産量の増大に対応する。

フエストは1993年にブルガリアへ進出。首都ソフィアと南部スモリャンに生産拠点を持ち、自動車部品、機械産業向けに流量センサーや近接スイッチを生産する。今年は生産量が前年比で13%拡大する見通しで、従業員を新たに70人雇用して680人に増員する予定。さらに今後3年間でオートメーション装置製造に向けて250万ユーロを投資し、2019年までに従業員を800人に増員するという。

フエストは1925年設立で、独南部のエスリンゲンに本社を構える。世界61カ国に拠点を持ち、11の生産工場と1万8,000人の従業員を抱える。2013年の売上高は29億ユーロだった。(1BGN=66.41JPY)