2015/5/6

ハンガリー

独カールツァイス、高出力レーザー施設に蛍光顕微鏡を納入

この記事の要約

独光学機器大手のカールツァイスが、ハンガリー南部セゲドの高出力レーザー施設(ELI-HU)に蛍光顕微鏡を納入する。交渉手続きを経て、競合のアウロサイエンス・コンサルティング・ケレシュケデルミと、バイオマーカーを破り、受注 […]

独光学機器大手のカールツァイスが、ハンガリー南部セゲドの高出力レーザー施設(ELI-HU)に蛍光顕微鏡を納入する。交渉手続きを経て、競合のアウロサイエンス・コンサルティング・ケレシュケデルミと、バイオマーカーを破り、受注が決まった。

今回の調達では一旦、アウロサイエンスへの発注が決まっていた。しかし、カールツァイスの異議を受けて、公共調達調停委員会(KDB)が決定を覆した。

欧州連合(EU)は巨額の予算を割いた研究インフラ計画の一環として、高出力レーザー施設の整備を進めている。計画の推進は、チェコ、ハンガリー、ルーマニアの3国が担当している。