ポーランドのバス製造大手ソラリスがドイツ・ザクセン州のドレスデン公共交通サービス会社(DVB)に納車した電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」が17日、運用を開始した。
同モデルは、容量200kWhの蓄電池を搭載し、屋根に設置されたパンタグラフを通してターミナルにある充電装置から3~4分で充電することができる。また、夜間は車庫にある電源にプラグ接続して充電する。路線バス79番のルートをノンストップで運行することが可能で、1日当たりの走行距離は約300キロメートルとなる。
DVBはドイツのバイエルン州とザクセン州が共同で実施する電気駆動車(エレクトロモビリティー)プロジェクトの一環として「ウルビーノ12エレクトリック」を調達した。
ソラリスの電気バスはすでに、ドイツのブラウンシュヴァイク、デュッセルドルフ、ハンブルクで運行しており、ベルリンとオーバーハウゼンでも運用を開始する予定。