ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、ポーランド北部のオルシュティン市から受注した路面電車(トラム)「トラミノ」を披露した。2012年に受注契約を締結しており、今年末までに計15台を納車する。
オルシュティンに供給する「トラミノ」は双方向型トラムで、全長29.3メートル、車幅は2.5メートル。低床式で、車両は3セクションに分かれている。座席数は43席だが、輸送定員で200人強を確保している。非同期トラクションモーター(出力:120kW)を搭載する。
オルシュティン市に納車する「トラミノ」は、9月22~25日にグダニスクで開催される国際鉄道見本市「TRAKO」にも出展されることになっている。