2015/7/15

自動車

独自部品メーカーPB、ボスニア・ヘルツェゴビナ同業を買収

この記事の要約

ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国の産業省は6日、独自動車エンジン部品メーカーのパウル・ベルンハルト(Paul Bernhardt:PB)がボスニア・ヘルツェゴビナの投資企業インタイム(In Time)と共同で、 […]

ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国の産業省は6日、独自動車エンジン部品メーカーのパウル・ベルンハルト(Paul Bernhardt:PB)がボスニア・ヘルツェゴビナの投資企業インタイム(In Time)と共同で、経営危機に陥っていた現地同業ファモシュ(Famos)の株式51%を買収し、経営権を握ったと発表した。PBは今後、ファモシュを合弁会社として再編。社名をモファシュ(Mofas)に変更する。ファモシュの従業員226名のうち、96名を再雇用する。

新会社は首都サラエボのスルプスカ共和国に属する地域の生産施設を使い、クランクシャフトやカムシャフト、エンジンヘッドとエンジンブロック、ピストンロッドなど生産する。7月末までに15万ユーロ相当の部品を完成させ、ドイツに輸出する予定だという。