2015/7/22

自動車

ジェイテクト、チェコのプルゼニ工場拡張へ

この記事の要約

トヨタ系自動車部品メーカーのジェイテクトがチェコ西部のプルゼニ工場を拡張するもようだ。先ごろ『ラジオ・プラハ』が伝えた。需要増大に応じたもので、今後3年間で7億コルナ(約2,580万ユーロ)を投じて生産能力を引き上げるほ […]

トヨタ系自動車部品メーカーのジェイテクトがチェコ西部のプルゼニ工場を拡張するもようだ。先ごろ『ラジオ・プラハ』が伝えた。需要増大に応じたもので、今後3年間で7億コルナ(約2,580万ユーロ)を投じて生産能力を引き上げるほか、製品開発事業も強化する。

プルゼニ工場は欧州の主要自動車メーカー向けに小型車のステアリング部品を製造する。年産能力は300万個で、昨年の売上高は106億コルナ、純利益は5億コルナだった。今年は116億コルナの売上高を見込む。

ジェイテクトはチェコでプルゼニのほか、中部パルドゥビツェ、東部オロモウツに生産拠点を持つ。従業員数は700人で、プルゼニの拡張を通じて800人に増員する。

ラジオ・プラハによると、チェコで生産された部品はダチア「ロガン」やプジョー「208」、シュコダ「ファビア」、トヨタ「ヤリス」、フォルクスワーゲン(VW)「ポロ」に採用されている。(1CZK=4.97JPY)