スロバキア労働・社会福祉・家族省が先ごろ発表した2015年6月の失業率は11.55%となり、前年同月から1.23ポイント改善したものの、前月比では0.07ポイント悪化した。6月末時点の求職者数は31万1,423人で、前年同月比で3万3,590人減少したが、前月末からは1,898人増加した。
リヒテル労働・社会福祉・家族相によると、6月に同省に登録した大学新卒者数は昨年に比べ減少した。登録した新卒者数は1万1,229人で、そのうち未就職者は2,043人にすぎないものの、25~29歳の年齢層の雇用情勢は不安定だという。