2015/8/5

自動車

起亜スロバキア工場、エンジンの累計生産が300万台に

この記事の要約

韓国の起亜自動車は先ごろ、スロバキアのジリナ工場でエンジンの累計生産が300万台に達したと発表した。今年上期のエンジン生産台数は約28万6,000台で、1.7リットルディーゼルエンジンが大きな割合を占めた。 同工場では2 […]

韓国の起亜自動車は先ごろ、スロバキアのジリナ工場でエンジンの累計生産が300万台に達したと発表した。今年上期のエンジン生産台数は約28万6,000台で、1.7リットルディーゼルエンジンが大きな割合を占めた。

同工場では2006年からエンジンの生産を開始した。累計生産300万台のうち半数以上は隣国チェコにある現代自動車のノソヴィツェ工場に向けて輸出された。ガソリンエンジンが全体の半分以上を占める。

起亜は販売の好調を背景に、今年ジリナ工場に総額1億4,000万ユーロを投資する計画だ。すでに中型車「シード」の新生産ラインの稼動を開始したほか、今年中にSUV「スポーテージ」の新モデルの生産を開始する。

同工場は「シード」、「スポーテージ」のほか、小型車「ヴェンガ」を生産する。今年上期の自動車生産実績は16万9,000台。従業員数は約3,800人で、3交代制で生産している。