ハンガリー中央統計局が7月29日発表した2015年4-6月期の失業率は6.9%で、前年同期から1.2ポイント改善した。失業者数は31万400人で4万8,900人減少した。
年齢別では、15~24歳の若年層の失業率が2.9ポイント減の17.8%、25~54歳の働き盛り世代は1.1ポイント減の6.1%、55~64歳の高年齢層は1.0ポイント減の5.8%だった。
一方、平均失業期間は19カ月となり、前年同期の18.5カ月から拡大した。失業期間が1年以上の長期失業者は全体の48.5%だった。
6月末時点の求職者数は36万7,000人で、前年同月から16.3%減少した。