2015/8/26

自動車

VWがシュコダの韓国投入を検討

この記事の要約

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループがチェコ子会社シュコダの韓国市場投入を検討している。割安な販売価格を武器に顧客を取り込み、中長期的に上位ブランドであるVW車の販売増につなげる狙いだ。具体的な発売時期や車種 […]

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループがチェコ子会社シュコダの韓国市場投入を検討している。割安な販売価格を武器に顧客を取り込み、中長期的に上位ブランドであるVW車の販売増につなげる狙いだ。具体的な発売時期や車種、価格は不明だが、異なるセグメントで複数のモデルを投入するもよう。現地英字紙『コリア・ヘラルド』やチェコWeb紙『Aktualne.cz』がVW関係者の話として19日付で報じた。

VWはシュコダ車を「割安感のある輸入車」として韓国の消費者にアピールしていく。欧州での販売価格をみると、シュコダの主力モデル「オクタヴィア」は1万6,000ユーロで、現代自動車が展開する同クラスのコンパクトセダン「エラントラ」(1万4,500ユーロ)との差が小さい。

VWの関係者はシュコダ投入の理由を、「ユーザーがVWに乗り換えるためのきっかけ作りだ」と説明。「シュコダ車の販売を通じVWグループのエンジン技術を知ってもらう機会が増える」と述べ、技術的な優位性を強調していく考えを示した。

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