2015/9/2

バルト三国

エストニア、ロシア国境にフェンス構築を計画

この記事の要約

エストニアがロシアとの国境沿いに越境防止フェンスの構築を計画している。ロシアからの不法入国や密輸業者の越境に対応するのが目的。現地紙ポシチメースが8月25日、エストニア政府関係者の話として報じた。 エストニアとロシアの国 […]

エストニアがロシアとの国境沿いに越境防止フェンスの構築を計画している。ロシアからの不法入国や密輸業者の越境に対応するのが目的。現地紙ポシチメースが8月25日、エストニア政府関係者の話として報じた。

エストニアとロシアの国境は287キロメートルで、陸上部分は135キロメートルある。フェンスを構築するのはこのうち同国南東部の100キロメートル余りとなる。建設費用は7,100万ユーロに上る見通し。2018年の着工を予定する。

欧州内での移動の自由を定めた「シェンゲン協定」に加盟する欧州諸国のうちロシアと国境を接する国々では、同国からの陸路による不法入国の事例が増加している。このため該当諸国は対応に乗り出しており、すでにノルウェーの警察当局がロシアからの不法入国取り締まりの強化を表明している。

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