2015/9/9

自動車

ハンガリーのチャバメタル、生産能力拡大

この記事の要約

ハンガリー自動車部品メーカーのチャバメタル(Csaba Metal)はこのほど、南東部のベーケーシュチャバ(Bekescsaba)とセガロム(Szeghalom)工場の生産能力を拡大すると発表した。需要増大を受けた措置。 […]

ハンガリー自動車部品メーカーのチャバメタル(Csaba Metal)はこのほど、南東部のベーケーシュチャバ(Bekescsaba)とセガロム(Szeghalom)工場の生産能力を拡大すると発表した。需要増大を受けた措置。今後3年間で総額57億フォリント(約1800万ユーロ)を投資予定で、そのうち13億フォリントを政府の助成でまかなう。

同社のマヨロシュ最高経営責任者(CEO)によると、両工場の生産能力拡大に伴い155人を新規雇用するという。

チャバメタルはベーケーシュチャバ工場でアルミダイキャスト製品を鋳造。独自動車大手のアウディ、BMW、メルセデス、フォルクスワーゲン(VW)のほか、部品大手の独コンチネンタル、ヘラー、ZFや米デルファイ、スウェーデンのトレルボルグなどに供給する。一方、セガロム工場ではバスや商用車の車体に加え、エアタンク、燃料タンクなどコンポーネント部品を生産している。(1HUF=0.42JPY)