2015/10/7

ロシア

NEC、ロシア通信大手に無線通信システムを納入

この記事の要約

NECは2日、ロシア子会社のNEC Neva コミュニケーションシステムズ(NEC Neva)を通じて、同国の通信大手メガフォンに超小型マイクロ波無線通信システム「iPASOLINK EX」を納入したと発表した。メガフォ […]

NECは2日、ロシア子会社のNEC Neva コミュニケーションシステムズ(NEC Neva)を通じて、同国の通信大手メガフォンに超小型マイクロ波無線通信システム「iPASOLINK EX」を納入したと発表した。メガフォンは同システムをシベリア地域に設置し、携帯電話の無線通信網の整備に活用する。

iPASOLINK EXは70-80ギガヘルツ(Ghz)周波数帯(Eバンド)に対応し、最大3.2Gbpsの伝送が可能な無線通信システム。今回納入したモデルは、携帯電話の基地局の制御部(BBU)と無線部(RRH)を接続するモバイルフロントホール用途に適したCommon Public Radio Interface(CPRI)対応型で、BBU-RRH間の高速無線伝送を実現する。

NECはロシアで、光ファイバーの敷設が困難な地域向けに同システムのイーサネット対応型も納入している。