2015/11/4

自動車

GAZ、小型商用車のパネルバンを生産

この記事の要約

ロシア商用車大手のGAZは10月27日、小型商用車「GAZelle NEXT」のパネルバンモデルの量産を開始したと発表した。パネルバンの生産に向け、約90億ルーブル(1億3,200万ユーロ)を投資して生産設備を大幅に近代 […]

ロシア商用車大手のGAZは10月27日、小型商用車「GAZelle NEXT」のパネルバンモデルの量産を開始したと発表した。パネルバンの生産に向け、約90億ルーブル(1億3,200万ユーロ)を投資して生産設備を大幅に近代化した。

パネルバンは、カーゴタイプとカーゴと乗用車を組み合わせたコンビタイプの2仕様を用意した。カーゴタイプは荷室の広さが13.5立方メートルで、従来の「GAZelle」モデルと比べ30%広く、荷物の積み込みや積み下ろし時の快適性も高まった。コンビタイプは7人乗りで、荷室の広さは9.5立方メートルとなっている。パネルバンモデルは、ロシア市場だけでなく国外市場でも販売する。

生産設備は、スタンピング(打ち抜き加工)ラインに独クーカの6軸ロボットを、溶接ラインにはファナックのロボットを導入したほか、塗装設備を独アイゼンマンから調達するなど、大型投資を実施した。(1RUB=1.88JPY)