ハンガリー中央統計局が10月28日発表した2015年7-9月期の失業率は6.4%となり、前年同期から1ポイント低下した。15~64歳の失業者数は29万3,000人で、3万9,000人減少した。
年齢別では、15~24歳の若年層の失業率が4.9ポイント減の16.7%、25~54歳の働き盛り世代は0.6ポイント減の5.6%、55~64歳の高年齢層は1ポイント減の5.4%だった。
男女別にみると男性が前年同期比1ポイント減の6.1%、女性も1ポイント減の6.7%だった。
一方、平均失業期間は19.3カ月となり、前年同期の18.9カ月から拡大した。失業期間が1年以上の長期失業者は全体の49.2%だった。
9月末時点の求職者数は34万2,000人で、前年同月から10.1%減少した。