2015/11/18

CIS諸国

サムスン、ウズベクのBTXプラントの概念設計を受注

この記事の要約

韓国のサムスンエンジニアリング(Samsung Engineering)は10日、ウズベキスタンの国営石油会社ウズベクネフチガス(Uzbek Neftegaz)が西部のスルギルで計画しているBTX(ベンゼン、トルエン、キ […]

韓国のサムスンエンジニアリング(Samsung Engineering)は10日、ウズベキスタンの国営石油会社ウズベクネフチガス(Uzbek Neftegaz)が西部のスルギルで計画しているBTX(ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素)プラントの概念設計の受注で基本合意を交わしたと発表した。

スルギルBTXプラントは、近隣にあるウズベクネフチガスと韓国企業グループの合弁会社UGCCのエチレン工場から原料を調達してBTXを製造する計画だ。サムスンは今回の合意をベースに、最終的にEPC(設計、調達、工事)契約の受注を目指すと同時に、今後は概念設計でも国際的な事業拡大を狙う。

サムスンはEPC事業ではウズベキスタンでこれまでにUGCCの肥料プラントやウズベクネフチガスのポリマープラントを受注したほか、アゼルバイジャンでは2013年に国営石油会社から肥料プラントを受注するなど、中央アジアで積極的に事業展開している。

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