2015/12/9

ポーランド

ポーランド、香港企業と共同でシリコン太陽電池生産へ

この記事の要約

ポーランドの産業研究開発センター(CBRTP)は先ごろ、香港の陽光能源(ソーラーギガ)と共同で欧州初のシリコン太陽電池工場を開設すると発表した。投資規模は1億2,000万ズロチ(2,780万ユーロ)。2017年夏に量産を […]

ポーランドの産業研究開発センター(CBRTP)は先ごろ、香港の陽光能源(ソーラーギガ)と共同で欧州初のシリコン太陽電池工場を開設すると発表した。投資規模は1億2,000万ズロチ(2,780万ユーロ)。2017年夏に量産を開始する。

具体的な立地は明らかにされていないが、ポーランド国内の特別経済区に工場を整備する。単結晶シリコン、シリコン基板のほか、ポーランド科学アカデミー(PAN)の設計で20%の効率アップを実現した太陽電池を製造する。来年1月にプロジェクト承認手続きを済ませ、8月末までに着工する。

CBRTPでは、国際展開に向けて投資ファンドと交渉を進めている。(1PLN=31.02JPY)