ハンガリー中央統計局が11月27日発表した2015年8-10月の失業率は6.4%となり、前年同期から0.7ポイント低下した。これは過去10年間で最低の水準。失業者数は29万人で、2万7,000人減少した。
年齢層別にみると、25~54歳の働き盛り層が5.6%、55~64歳の高年齢層が5.7%で、いずれも0.5ポイント低下した。15~24歳の若年層は16.2%で、前年同期の19.8%から大きく改善したものの依然高い水準にある。平均失業期間は19.1カ月。
一方、国家雇用庁が今月1日に発表した10月の求職者数は33万4,400人で、前年同月の39万2,500人から15%減少した。前月比でも7,300人の減少。1年以上求職活動をしているのは約9万9,000人で、全体の29.6%を占めた。