2015/12/16

ロシア

東芝、ロシア個人向け家電販売を中止

この記事の要約

東芝がロシアにおける個人顧客向け家電販売を中止する。通貨ルーブル安と競争激化が理由で、現在、テレビ、台所用家電を販売する東芝CISの閉鎖手続きを進めている。一方、法人向け販売事業(東芝ロシア)は継続する。 14日付の現地 […]

東芝がロシアにおける個人顧客向け家電販売を中止する。通貨ルーブル安と競争激化が理由で、現在、テレビ、台所用家電を販売する東芝CISの閉鎖手続きを進めている。一方、法人向け販売事業(東芝ロシア)は継続する。

14日付の現地経済紙『コメルサント』が東芝ロシアの手塚博昭社長の談話として伝えたところによると、個人市場から完全撤退する。すでに商品は完売しているという。

撤退の原因は、ロシア経済の先行き不透明感に加え、韓国競合との競争が厳しくなっていることにある。テレビ市場ではサムスン電子やLGエレクトロニクスなど韓国勢が70%のシェアを握るという。

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