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2025/3/17

東欧経済ニュース速報

シュコダ自のチェコ本社工場、新型エンヤクの生産開始

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は2月末、ムラダー・ ボレスラフの本社工場で完全電気自動車(BEV)「エンヤク(Enyaq)」の2代目モ デルの生産を開始した。新モデルは先代同様、SUVタイプのほかクーペタイプの 「エンヤク・クーペ」がある。すでに欧州の主要市場で受注を開始しており、販売 価格は約4万4,000ユーロからとなる。 新型「エンヤク」の生産台数は1日最大300台。BEVの新型SUV「エルロク (Elroq)」、エンジン車(ICE)の人気モデル「オクタヴィア(Octavia)」と混 流生産している。同工場はBEVとICEが並行して生産される欧州初のVW工場で、グ ループ全体にBEV用のバッテリーシステムも供給している。 新「エンヤク」と「エンヤク・クーペ」にはエントリーモデルの「60」、上位モデ ルの「85」、高性能モデルの「85x」の3タイプが設定されている。最高出力は60が 150キロワット(kW)、85と85xは210kW。搭載するリチウムイオンバッテリーの容 量は60が63キロワット時(kWh)で、85と85xは82kWhとなる。充電は残量10%から 80%までの所要時間が60で24分以内、他は28分以内と、先代から2分以上短縮し た。最大航続距離は580キロメートル以上に伸びている。 「エンヤク」はシュコダ自初のBEVモデル。VWグループのBEV専用プラットフォーム 「MEB」を採用にしている。