FBC会員専用サイト / 東欧経済ニュース速報 / 中国能源建設、ハイブリッド発電所プロジェクトでトルコ企業と合弁

2025/2/26

東欧経済ニュース速報

中国能源建設、ハイブリッド発電所プロジェクトでトルコ企業と合弁

中国能源建設（CEEC）がトルコのイヒラス・ホールディングおよびスンゲン （Sungen）ソーラーエナジーと合弁で、ハイブリッド型再生可能エネルギー・プロ ジェクトを推進する。出力20メガワット（MW）の太陽光発電所に出力65MWの蓄電シ ステムを併設する内容だ。後に出力250M、容量200メガワット時の蓄電システムを 増設する。出資比率はCEECが80％で、トルコの両社がそれぞれ10％。 CEECは2001年にトルコに進出し、これまでに70件以上のプロジェクトを手がけてき た。CEEC傘下の中国葛洲?集団の呂澤翔会長は、今回の合弁計画が「弊社としてト ルコで初めて実施する投資・建設・運営のすべてを担う統合的プロジェクト」にな ると話した。 ネヴザト・シャトゥロオル副エネルギー天然資源相は、エネルギー安全保障が政府 の政策のなかでも重要な位置を占めると指摘。外国へのエネルギー依存を減らし、 2053年までに気候中立を達成する目標であることに改めて言及し、今回のプロジェ クトを「一日でも早く」実現すべきものと位置付けた。 スンゲン・ソーラーエナジーは2013年に設立されたトルコとドイツの合弁会社。設 計・調達・建設（EPC）業務および設計エンジニアリング・調達・建設・管理 （EPCM）業務の請負事業を展開する。