ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の2010年6月の新規受注高は前年同月を実質62%上回り、前月に引き続き高い伸びを記録した。世界的な景気回復のほか、比較対象の09年6月は受注が最低水準に落ち込んでいたことが大きい。工場稼働率は前年同月の69%から83%へと大幅に上昇した。
\国内受注が67%、国外も62%増加した。大型受注による統計上のブレが少ない3カ月単位の比較をみても、4-6月期は前年同期比53%増と大きく伸びた。国外が54%、国内が51%増えている。
\1-6月期の受注高は前年同期比32%増。国外が34%、国内が27%拡大した。
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