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2010/8/25

経済産業情報

日本車が上位独占=環境車ランキング

この記事の要約

ドイツ交通クラブ(VCD)が18日発表した2010/11年版「環境に優しい自動車リスト」で、ハイブリッド車のトヨタ「オーリス」と「プリウス」が同点で総合1位を獲得した。「プリウス」は3年連続の首位。3位はトヨタ「iQ 1 […]

ドイツ交通クラブ(VCD)が18日発表した2010/11年版「環境に優しい自動車リスト」で、ハイブリッド車のトヨタ「オーリス」と「プリウス」が同点で総合1位を獲得した。「プリウス」は3年連続の首位。3位はトヨタ「iQ 1.0 VVT-i」、4位はホンダのハイブリッド車「インサイト」で、上位10位のうち7台が日本車、そのうち4台がハイブリッド車となった。同リストは「二酸化炭素(CO2)の排出量」「騒音」「人体に有害な物質の排出量」を評価基準としている。

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今回のリストでCO2排出量が最も少なかったのは総合8位のスマート「フォーツークーペcdi」で、走行1キロメートル当たり86グラムだった。同5位のフォルクスワーゲン「ポロ1.2 TDI Bluemotion」が87グラムでこれに続く。

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昨年にドイツで登録された新車の平均CO2排出量は154グラム/キロメートル。欧州連合(EU)は自動車メーカーに域内で販売される新車のCO2排出量を2015年までに130グラムに引き下げることを義務づけている。

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