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2010/11/3

経済産業情報

前ヘッセン州首相が建設大手の社長に

この記事の要約

独建設大手ビルフィンガー・ベルガーの監査役会は10月29日、ヘッセン州のローラント・コッホ前首相を次期社長に任命することを決定した。コッホ氏はまず来年3月1日付で取締役に就任、同7月1日付でヘルベルト・ボートナー現社長の […]

独建設大手ビルフィンガー・ベルガーの監査役会は10月29日、ヘッセン州のローラント・コッホ前首相を次期社長に任命することを決定した。コッホ氏はまず来年3月1日付で取締役に就任、同7月1日付でヘルベルト・ボートナー現社長の後を継ぐ。政界に入る前は経済・競争法分野の弁護士として活動しており、経営に関する手腕もあると判断されたもようだ。

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ドイツでは政治家が財界に転じることは珍しくなく、バーデン・ヴュルテンベルク州のロタール・シュペート元首相も政界引退後に光学機器大手イエンオプティクの社長に就任した。シュレーダー前連邦首相は現在、ノルド・ストリーム(バルト海ガスパイプライン会社)の監査役会長を務めている。

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