ドイツ連邦統計局が9日発表した同国の9月の製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.3％減（暫定値）となり、8月の同2.0％増（修正値）から大幅に悪化した。食料品と化学を除くすべての主要部門で売り上げが落ち込んだ。
\減少幅が最も大きかったのは機械で、前月のプラス6.3％からマイナス3.7％へと悪化した。自動車もプラス8.1％からマイナス0.8％へと大きく落ち込んでいる。食料品は0.5％増、化学は±0％だった。
\地域別では国外が1.7％減と減少幅が大きく、ユーロ圏はマイナス2.1％となった。国内売上は0.8％減。
\一方、前年同月比の売上変動率（物価・営業日数調整値）はプラス7.0％となった。内訳は国内が4.7％増、国外が9.5％増。ユーロ圏外が14.0％伸びて全体を強く押し上げた。ユーロ圏は4.2％増。
\1～9月の売上高（物価・営業日数調整値）は9.6％増加した。ユーロ圏外が19.3％増と好調で、国外全体でも14.3％の伸びとなっている。ユーロ圏は8.5％増、国内は5.9％増だった。
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