産業用ロボット大手のKuka(アウグスブルク)は2日、2010年の営業損益(EBITベース)が2,480万ユーロ(暫定値)の黒字となり、前年の赤字(5,290万ユーロ)から大幅に改善したと発表した。景気回復のほか、コスト削減プログラムで経費を6,900万ユーロ圧縮したことが大きい。売上高は19.6%増の10億7,900万ユーロ。最終損益は赤字だったという。
\新規受注高は11億4,200万ユーロで、前年の9億300万ユーロから26.5%増加した。主力のロボット部門が49.9%増の4億8,620万ユーロとなり過去最高を記録。特に自動車産業からの受注は92.9%増の2億240万ユーロへと倍増した。
\