食品機械大手のGea（ボーフム）が7日発表した2010年12月期の暫定受注高は40億8,100万ユーロとなり、前年比で12％増加した。景気回復が反映された格好で、第4四半期に限ると前年同期比の増加幅は24％に達している。
\2010年の売上高は微増の44億1,800万ユーロにとどまった。伸び率が小さいのは受注が売り上げにつながるには時間がかかるためで、今後は増収幅が拡大するとみられる。
\営業利益（EBIT）は12％減の2億3,700万ユーロに後退した。人員削減を含む事業再編で特別費1億1,900万ユーロを計上したことが影響。特別費計上前のEBITは7％増の3億5,700万ユーロへと拡大した。経営陣は配当を1株当たり40セントとし、前年から10セント引き上げる意向だ。
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