独連邦経済省が8日発表した2011年1月の製造業受注高は前月比で実質2.9%増加し、同3.6%減となった前月から大幅に改善した。国内受注が4.5%増加して全体を押し上げた格好。国外はユーロ圏が2.3%増、ユーロ圏外が1.3%増で、トータルでは1.6%増となった。
\部門別では中間財が4.6%増加。投資財と消費財もそれぞれ2.0%、0.8%の伸びを記録した。
\大型受注による統計上のブレが小さい2カ月単位の比較をみると、2010年12月~2011年1月は前の期の2010年10~11月を0.4%上回った。国内は0.1%減となったものの、国外はユーロ圏が4.0%増え、全体でも0.8%の伸びとなった。部門別の実績は中間財が1.0%増、投資財がプラマイゼロ、消費財が0.7%減となっている。
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