独化学業界の労使は3月31日、賃金を4.1%引き上げることで合意した。化学労組IG-BCEは景気回復を追い風とした格好で、賃上げ幅は昨年秋に成立した鉄鋼業界の3.6%を0.5ポイント上回った。
\賃金協定期間は14カ月。開始時期は地区により異なり、ノルトライン、ラインラント・ファルツ、ヘッセンは3月1日付、ヴェストファーレン、バイエルン、バーデン・ヴュルテンベルク、ニーダーザクセン/ブレーメン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン/ハンブルク、ベルリンは4月1日付、ザールラント、ノルトオストは5月1日付でそれぞれ発効する。業績の悪い企業は事業所委員会(Betriebsrat)の同意を得て適用時期を2カ月遅らせることができる。
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