独ビール大手のBitburger（ビットブルク）が歯科治療機器メーカーのDuerr Dentalに資本参加した。地方紙『ハイルブロンナー・シュティメ』が8日報じ、同社が追認した。出資比率は50％未満。取引価格は明らかにしていない。
\Duerr Dentalは西南ドイツのビーティヒハイム・ビシンゲンに本社を置き、歯科用のカメラやレントゲン機器を製造している。売上高は約2億ユーロ、従業員数は約1,000人。同地に本社を置く塗装設備大手Duerrと資本関係はない。
\BitburgerはDuerr Dentalのオーナー一族から資本の一部を譲り受けた。広報担当者は「長期の金融投資だ」と述べる一方で、ビールに並ぶ事業の第2の柱を構築することは重要だとの立場も示した。出資比率の引き上げは考えていないという。同社は昨年、独玩具メーカーSterntalerの過半数資本を取得し傘下に収めている。
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