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2011/4/20

総合 - ドイツ経済ニュース

「日本の食品から放射能検出されず」=独当局

この記事の要約

ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は13日、日本から輸入された食品・飼料の放射線量はこれまでのところ平常の水準にとどまっているとの調査結果を明らかにした。調査は空輸された製品が対象。福島原発の事故発生後に船舶で送 […]

ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は13日、日本から輸入された食品・飼料の放射線量はこれまでのところ平常の水準にとどまっているとの調査結果を明らかにした。調査は空輸された製品が対象。福島原発の事故発生後に船舶で送られた製品は同日時点でドイツに到着していない。

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放射能調査は州当局が実施し、BVLに結果が報告される。BVLに提出された計23の分析報告では、放射性物質のヨード131、セシウム134、セシウム137の測定値に異常がないという。

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原発事故後に日本を発った船舶は18日、初めてドイツの港湾に到着した。ブレーマーハーフェン港で当局が同船舶(Carsten Maersk)の計14カ所で測定を行ったところ、放射能の数値は通常の水準にとどまっていた。

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Carsten Maerskは横浜、名古屋、神戸、博多の4港に寄港。ドイツ到着前に英フェリクストウ、蘭ロッテルダム港でも検査を受けたものの、異常は確認されなかった。

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