建設大手の独Hochtief（エッセン）は6日、洋上風力発電パーク関連のサービス事業でベルギーのDemeグループと提携すると発表した。折半出資の合弁会社を設立し、洋上風力発電パークや石油プラットフォームの建設に必要な特殊船の建造・運営を共同展開していく。
\Hochtiefは同事業をこれまで、海運大手Belugaとの折半出資会社BELUGA HOCHTIEF Offshore GmbH & Co. KGを通して展開してきた。だが、Belugaが倒産したため、Belugaから同合弁の資本50％を買い取り、転売先を模索してきた。
\HochtiefとDemeは今後、BELUGA HOCHTIEF Offshoreの社名をHGO Infra Sea Solutions GmbH & Co. KGに変更して事業を展開していく。2012年半ばには洋上風力発電パークの建設期間を大幅に短縮できる新タイプのクレーン船を投入する予定だ。将来的に風力発電パークの修理や運営、廃棄業務に手を広げることも視野に入れている。
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