国営航空管制会社DFSと管制官労組GdFは12日、新しい労使協定で合意した。これにより、懸念されていたストライキは回避、空のダイヤが麻痺する恐れはなくなった。新協定の有効期間は17カ月。賃金は2段階に分けて計5.2%引き上げられる。
\GdFは大幅なベアや労働条件の改善を要求。DFSが受け入れを拒否したため、今夏にストを実施しようとした。だが、管制官がストを行うと航空機の運航が全面的にストップし、経済や市民の生活に大きな影響が出るため、8月に調停がスタートした。
\調停は不調に終わり、GdFは今月7日にスト突入の意向を表明したものの、DFSが大幅に譲歩したため、妥協が成立した。
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