BASFのエネルギー子会社Wintershall Holding GmbH(カッセル)は18日、リビアでの石油採掘を再開したと発表した。内戦がピークを過ぎ安全操業のメドが立ったため。施設は被害を受けていないという。
\採掘を再開したのは首都トリポリの南東およそ1,000キロの地点にある鉱区で、ロシアのGazpromも49%出資している。日産量は現在約2万バレルで、以前の水準(10万バレル)を下回っているものの、生産施設やパイプラインは機能している。
\リビアでは沖合のアル・ジュルフ鉱区でも石油採掘が数週間前に再開された。同鉱区には国営石油会社Mabruk Oilが73%、仏Totalが20.25%、Wintershallが6.75%出資している。
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