ドイツ連邦統計局が18日発表した2012年4月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.4％となり、前月の同3.3％から大きく縮小した。上げ幅は2010年6月以来1年10カ月ぶりの低水準で、エネルギーを除いたコアベースでは1.5％にとどまった。前月比の変動率はプラス0.2％だった。
\エネルギー価格は前年同月比で4.5％上昇した。天然ガスと石油製品がそれぞれ13.5％、8.0％上がって全体を押し上げた格好。電力は4.0％低下した。
\非耐久消費財は3.4％、耐久消費財は1.8％、投資財は1.2％の幅でそれぞれ上昇した。
\中間財は上げ幅が最も小さく0.6％にとどまった。板ガラスと穀物粉は下げ幅が各26.2％、11.6％に達し、圧延鋼も6.5％に上った。一方、アスファルト混合物は11.4％上昇、肥料も11.1％高くなった。
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