風力発電設備大手の独Nordex（ハンブルク）が15日発表した2012年1-3期（第1四半期）決算の営業損益（EBITDAベース）は900万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字（40万ユーロ）から悪化した。工場稼働率が低かったほか、米国とトルコ事業で利幅が小さかったことが響いた。通期では売上高営業利益率で1～3％を確保できるとみている。
\第1四半期の最終損益は1,400万ユーロの赤字で、赤字幅は前年同期の180万ユーロから大きく膨らんだ。売上高は8.3％増の1億9,830万ユーロに拡大している。
\同社は現在、中国市場の開拓に向けて現地企業と提携交渉を進めている。同国で近く政権交代が行われるため、交渉は停滞しているという。
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