農業科学大手のSyngenta(スイス・バーゼル)は18日、アフリカ事業の強化方針を明らかにした。今後10年間で5億ドルを投資。同地の売上高を10億ドルに拡大する。
\同社はアフリカが将来、農産物の主要な輸出元地域に成長し得ると判断した。現地で従業員700人を新規採用して研修を実施。販売・物流網を構築するほか、生産施設も設置していく。
\農家に対しては作付面積の大小を問わず、農業関連の知識や技術、農具類、サービスを提供。生産性を50%以上引き上げることを支援していく。農業従事者500万人を顧客として獲得する目標だ。
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